ミナミヌマエビとメダカを同じ水槽で飼育するコツ
ミナミヌマエビとメダカを同じ水槽内で混泳させる際の飼育環境ですが、
まず水槽は出来れば60cm程度と
大きめのものを用意できれば最適なのですが、難しいという場合は
30cm程度の水槽でも大丈夫です。
但し小さめの水槽の場合は飼育するメダカの数を
3〜4匹くらいに絞る必要があります。
また繁殖を目指す場合、ミナミヌマエビの稚エビが
メダカに食べられるのを防ぐ為にウィローモスなどの水草を多めに入れて、
エビの隠れ家を作ると良いでしょう。
石や流木にまきつけ、底に沈めておきます。
他に金魚藻なども浮かせるようにして水槽の上部・中部・底部それぞれに
隠れる場所を作るようにすれば自然繁殖するようになります。
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またこれらは同時にメダカの稚魚の隠れ家にもなります。
メダカも雌雄を入れておくと自然繁殖するのですが、
メダカは自分の生んだ卵や稚魚を食べてしまう特性があるので、
その際水草や流木などがあれば稚魚の隠れ家になって
繁殖の助けになるということです。
それでも全ての稚魚を100%守るという保障はありませんから、
最大限の繁殖を狙う場合は抱卵している状態でエビを隔離することをお薦めします。
また自然繁殖であれ隔離繁殖であれ、水槽の大きさには限りがありますから
増えすぎたメダカは必ず別の水槽に移すようにして、
飼育環境のバランスを崩さないことに留意します。
水や空気の環境については特に30cm程度の水槽の場合は
フィルターを付けるなどして水の循環があったほうが安定します。
また水温については特に夏場の高水温に注意します。
特にミナミヌマエビは高温に弱く30度を越えると全滅します。
小さな水槽は気温に連動して水温も上がりやすいので、
水温計を付けてこまめにチェックするなど温度管理には気をつけるようにしましょう。
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