ミナミヌマエビを屋外で飼育する方法

ミナミヌマエビを飼育するなら屋外が最適

ミナミヌマエビは淡水に生息する小型のエビで、
日本の川や沼にも生息しています。

 

 

水槽の掃除係として、また愛嬌のある動きも愛好家に人気で、
繁殖を目的としても良く飼育されています。

 

 

ミナミヌマエビは屋内飼育だとそれなりに水槽や
水温管理・エアレーションなどの設備が必要になってきますが、

 

屋外飼育だと初心者でも非常に簡単に管理でき、
かつ高額な飼育セットなども必要ありません。

 

 

水槽の代わりの発泡スチロール箱、水道の水、
ウィローモスやマツモなどで無農薬の水草、
そしてミナミヌマエビとこれだけでスタートできるのです。

 

 

水道水は普通に蛇口から出る水で構いません。
飼育水の作り方はコチラのページどうぞ→水槽の立ち上げはなぜ必要か

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発泡スチロールは近くのスーパーなどでタダでもらうことも可能です。

 

魚用のものなら大きさも申し分なく頑丈ですから
水槽としてかなりの威力を発揮します。

 

 

必要経費はミナミヌマエビ一匹80円程度の購入費用と
水草1束100円程度のみで済みます。

 

発泡スチロールを屋外に設置して飼育水、水草、そしてミナミヌマエビを入れるだけで、
あとは放って置いてもエビは繁殖を繰り返し、それにつれて水草も繁殖します。

 

 

但し、屋外の場合水槽の置き場所によっては
日光が当たりすぎることがありますから、水槽があまり大きくない場合、
真夏などはよしずなどで庇を作って強い光を遮ってあげると良いでしょう。

 

 

ちなみにお店で飼われていたミナミヌマエビの個体は
新しい環境に慣れるまでは弱いですから、屋外飼育をスタートするなら
水温の低い秋口以降から始めるのがお薦めです。

 

 

水温が低いうちに屋外環境に慣れてしまえば春以降に繁殖し、
その後夏の高水温にも耐えやすくなります。

 

 

またこうして屋外環境に慣れた個体は丈夫で、水槽に移しても強い耐性を発揮し
安定した飼育が出来ますから、最終的には水槽で鑑賞したいと考える人にも
スタート時の屋外飼育を強くお薦めします。

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